眠るために生まれてきた復刻版

飛んでいる鳥のイラスト。
  • 自分で自分を牢屋に入れる

     自分で自分を牢屋に入れたのは、もちろん自由になるためだ。  贖罪の名の元に、吝嗇な計算により。  しかし本当…

    5月 22, 2007
  • 人体切断の記憶

     分断してみるとどちらがになるのかと思ったら、やはり「こちら」がになった。  とは「こちら」に残るもののことだ…

    4月 28, 2007
  • 背中を愛する、生まれなかった子供

     背中には一度も生まれなかった子供が張り付いている。  水子の表象は適切だが、その子はわたしたちすべての背中に…

    4月 19, 2007
  • 眠りたくない欲望、絶対に眠らない方法

     眠りたいのに、それを別の欲求とすり替えているのではない。  眠りを巡る欲望は、眠りたくない欲望だ。  しかし…

    4月 7, 2007
  • 外国人、死者、<移行>

     「死者とは何か」という問いに対する、最も隠喩的回答。

    4月 6, 2007
  • 答えを手にしてから問いを立てる死者

     外国人と言っているのは、実は死人のことだ。  わたしたちは「棺桶に片足を突っ込む」ことによりニンゲンになる。…

    4月 3, 2007
  • なぜ何かを隠さなければならなかったのか

     隠されたものが何もなかったから。  何かを隠さなければ人間にはなれない。  だから、隠せるものなら何でもよか…

    3月 24, 2007
  • <移行>の本質、隠れる

     もうはっきり言ってしまうことができる。  の本質は、何かを「隠した」あるいは「隠れた」ということだ。  ただ…

    3月 3, 2007
  • 「ない」すらない

     ところで、「ない」があるか、あるいは「ある」があるか、いずれにせよ何かがある、とするなら、「ない」すらない、…

    3月 2, 2007
  • 飛び立った者たちの言葉

     言うまでもなく、閉じた象徴経済に「ないものはない」。  なぜなら、それは「ない」を「ある」と分節するための仕…

    3月 2, 2007
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